※本文にはPRを含みます。
猫背や姿勢の崩れは、加齢にともなう筋力の低下や、スマートフォン・パソコンを見る時間の長さといった生活習慣が重なって起こりやすいと言われています。
日本整形外科学会は、こうした運動器の衰えを「ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)」として注意を呼びかけており、姿勢の変化もその一つのサインとされています。
見た目の印象だけでなく、体を支える力にも関わるため、気になる場合は無理のない範囲で体を動かす習慣を見直すことが勧められています。
「写真に写った自分の姿勢が、思っていたより丸まっていた」「気づくと肩が前に出て、首が前傾している」。
50代になってから、姿勢の変化を感じるようになったという方は少なくありません。若い頃はそれほど気にしていなかった姿勢の崩れが、更年期を過ぎたあたりから急に目立つようになったと感じる方もいるようです。
この記事では、猫背や姿勢が崩れやすいと言われる理由と、日々の生活で見直したいポイントを整理しました。
猫背・姿勢が崩れやすいと言われる理由
姿勢を支えているのは、背中・お腹・体幹まわりの筋肉です。年齢を重ねると、これらの筋肉量がゆるやかに低下しやすく、体を支える力が弱まることで、背中が丸まりやすくなると言われています。
加えて、スマートフォンやパソコンの画面を見る時間が長い生活習慣も、頭が前に出る姿勢を助長しやすいとされています。整形外科の情報でも、猫背の原因には、お腹や背中の筋力低下と、日々の生活習慣の両方が関わっていることが多いと紹介されています。
姿勢の変化と見た目印象の関係
背中が丸まり、首が前に出た姿勢は、実年齢よりも老けた印象や疲れた印象を与えやすいと言われています。逆に、背筋が伸びた姿勢は、それだけで若々しく見えることもあります。
【50代からの見た目年齢を変える】「おばさん」から抜け出すための3つの美容習慣でも紹介しているように、見た目の印象は、スキンケアだけでなく、姿勢や立ち居振る舞いによっても大きく変わると言われています。
日々の生活で見直したいポイント
- スマートフォンを見るときは、なるべく画面を目の高さに近づける
- 座るときは、骨盤を立てるイメージで椅子に深く座る
- 1時間に1回程度、肩を回す・背伸びをするなど、同じ姿勢を続けすぎない
- 背中・お腹まわりの筋力を保つため、無理のない範囲でウォーキングや体操を習慣にする
特別な器具がなくても、日常のちょっとした意識の積み重ねで、姿勢は変わってくると言われています。デスクワークや家事の合間に、肩甲骨を寄せるように胸を開くストレッチを取り入れるのもよい方法とされています。姿勢サポートにはアイテムを取り入れる方法もありますが、まずは日々の座り方・体の動かし方を見直すことから始めましょう。
ロコモティブシンドロームという考え方
日本整形外科学会は、加齢にともなって「立つ」「歩く」といった移動機能が低下した状態を「ロコモティブシンドローム」と呼び、予防のための情報発信を行っています。姿勢の崩れは、こうした運動機能の衰えのサインの一つとも言われており、筋力・バランス能力を保つ運動習慣が、ロコモ予防にもつながるとされています。特別な運動でなくても、ウォーキングや簡単なスクワットなど、続けやすい方法から取り入れるとよいでしょう。
シワ・たるみとの関連
姿勢が崩れて首が前に出ると、首元にシワができやすくなるとも言われています。首のシワを改善する方法|年齢が出やすい部分をケアでは、保湿や紫外線対策を中心とした首元ケアを紹介していますが、あわせて姿勢を意識することも、首元の見た目を整える一つの工夫になるかもしれません。顔や首まわりのシワ対策全般についてはシワ対策まとめ|原因・予防・食事・スキンケア・美容医療まで完全ガイドもご参照ください。
肩こり・呼吸のしにくさとの関係
猫背の姿勢は、肩甲骨まわりの筋肉が縮こまった状態が続きやすく、肩こりや首のこりにつながることもあると言われています。また、胸が閉じた姿勢は、肺が広がりにくくなり、呼吸が浅くなりやすいとも言われています。深呼吸がしにくいと感じるときは、猫背が影響しているサインかもしれません。胸を開くストレッチや、肩甲骨を寄せる動きを1日数回取り入れるだけでも、呼吸のしやすさや肩まわりの軽さを感じる方もいるとされています。
家事や仕事の合間に、両手を後ろで組んで軽く胸を開く、椅子に座ったまま肩を大きく回すなど、道具を使わずにできる動きから始めてみるとよいでしょう。継続することが大切なので、完璧を目指さず、気づいたときに少しずつ取り入れる意識で十分と言われています。
整形外科への相談が勧められる目安
姿勢の変化の多くは、筋力や生活習慣によるものと言われていますが、次のような場合は、セルフケアだけに頼らず整形外科への相談が勧められています。
- 背中や腰に強い痛みがある
- 急に姿勢が大きく変化した、明らかに左右非対称になった
- 手足のしびれを伴う
- 立つ・歩くといった動作がつらいと感じる
骨や関節の病気が関わっている場合もあるため、気になる症状がある場合は自己判断でストレッチを続けず、専門家に相談しましょう。痛みを我慢しながら自己流のケアを続けると、かえって回復が遅れることもあると言われています。
よくある質問
Q. 猫背は自分で治せますか?
A. 筋力の低下や生活習慣が関わっていると言われているため、日々の姿勢の意識やストレッチ、筋力を保つ運動で変化を感じる方もいるとされています。ただし個人差があり、痛みなどを伴う場合は整形外科に相談することが勧められています。
Q. デスクワーク中にできる姿勢対策はありますか?
A. 1時間に1回程度、肩を回す・立ち上がって伸びをするなど、同じ姿勢を続けすぎないことが勧められています。画面の高さや椅子の座り方、キーボードやマウスの位置を見直すことも一つの工夫です。長時間座りっぱなしになりやすい方は、タイマーなどで休憩のタイミングを決めておくのもよいでしょう。
Q. 姿勢が悪いと老けて見えるのは本当ですか?
A. 背中が丸まり首が前に出た姿勢は、実年齢より疲れた印象や老けた印象を与えやすいと言われています。個人差はありますが、姿勢を意識することは見た目の印象にも関わると考えられています。
まとめ
猫背や姿勢の崩れは、筋力の低下やスマートフォン・パソコンを見る時間の長さなど、複数の要因が重なって起こりやすいと言われています。
- スマホや画面を見る姿勢、座り方を見直す
- 同じ姿勢を続けすぎず、こまめに体を動かす
- 背中・お腹まわりの筋力を保つ運動習慣を取り入れる
- 強い痛みやしびれがある場合は整形外科に相談する
見た目の印象を整える生活習慣については、【50代からの見た目年齢を変える】「おばさん」から抜け出すための3つの美容習慣もあわせてご覧ください。

コメント