ふと鏡を見たとき、分け目やこめかみに一本、白いものを見つけた瞬間。
「あ、白髪……」
声に出すほどでもないけれど、心のどこかが少しだけ沈む。
50代になると、そんな瞬間が増えてきます。
私もそうでした。
白髪を見つけてから、急にいろいろ調べ始めて、
染める?隠す?放っておく?と、頭の中が忙しくなって。
でもあとから振り返ってみると、
白髪そのものよりも、「思い込み」に振り回されていたなと感じています。
この記事では、50代で白髪が出始めたときに、
私自身がやってしまっていた3つの勘違いについてお話しします。
50代で白髪が増えるのはなぜ?
50代になると、女性ホルモンの変化や代謝の低下、血行不良などが重なり、
白髪が目立ちやすくなってきます。
これは特別なことではなく、
多くの人に起こるごく自然な変化です。
それなのに、白髪を見つけた瞬間、
必要以上にショックを受けてしまうのはなぜなのか。
そこには、白髪に対する「思い込み」が隠れていました。
勘違い①:白髪が出た=一気に老けたと思い込む
白髪を見つけたとき、真っ先に浮かんだのは、
「もう若く見えないかも」という不安でした。
たった数本なのに、
それだけで一気に年齢が前に進んだような気がしてしまう。
でも冷静に見てみると、
白髪があっても素敵な人はたくさんいます。
問題だったのは白髪そのものではなく、
白髪=老化=終わりと短絡的に結びつけていたことでした。
勘違い②:完璧に隠さなきゃいけないと思ってしまう
白髪が気になり始めると、
「きちんと染めなきゃ」「全部隠さなきゃ」と思いがちです。
サロン、白髪染め、トリートメント、スプレー、パウダー…。
調べれば調べるほど選択肢が増えて、逆に疲れてしまいました。
本当は、
今の自分ができる範囲でよかったのに。
完璧を目指したことで、
白髪ケアが「気楽なもの」から「義務」になっていた気がします。
※ 白髪を一時的にカバーしたい方は、
白髪隠しアイテムを紹介した記事も参考になります。
勘違い③:もう元には戻らない、とあきらめてしまう
白髪は一度出たら戻らない。
そんなふうに思って、どこかであきらめかけていました。
でも、「元に戻す」ことと、
「整え直す」ことは、まったく別でした。
髪の扱い方、色の選び方、見え方の工夫。
少し意識を変えるだけで、気持ちまで変わっていきました。
白髪は、何かを終わらせる合図ではなく、
向き合い方を見直すタイミングだったのかもしれません。
白髪は「老化のサイン」じゃなく、「向き合い方を変える合図」だった
白髪が出たからといって、
すぐに何かを決めなくてもいい。
全部隠さなくてもいいし、
無理に若返ろうとしなくてもいい。
大切なのは、
今の自分をどう扱いたいか。
白髪は、その問いを投げかけてくれただけでした。
もし今、白髪に戸惑っているなら、
それは「もう遅い」サインではありません。
自分を整え直す入り口に立っているだけかもしれません。


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